占いと国語の能力

こんにちはー！

横浜・白楽の占い師、八重森るなです！

この頃フツーのブログを書いていなかったので、たまにはフツーのるな姐節を回してみようと思う。

「国語の勉強は必要か」

というね、子供ならだれしも一度くらい思うネタ。

「別に、小説読んで『登場人物はどう思ったでしょうか』とか、描いた人間じゃなきゃわかるわけないじゃん」

とか

「古典とかわけわからない、今使ってる言葉じゃないのになんで勉強しなきゃならないんだよ」

とかよね。

子供の頃の「なんで勉強なんてしなくちゃいけないのさ」の連続面にある疑問。

それに、実は国語の能力をかなり使っている占い師から、答えてみようと思うのね。

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まずは子供さんに。

「国語、やっといたほうがいいよマジで」

まずね、みんなもやってるんじゃないかと思う、LINEとかTwitterとか。

短い言葉で相手に伝わるように物を伝えるにはどうしたらいいかな？

◯すぐにピンとくる的確な言葉を選ぶこと→言葉を色々知っていること

◯空気読んで、相手がなにを言いたいかわかってあげること

◯文章をうまくまとめてあげること

これって占い師に求められる、大きな能力なのよねぇ。

「なにを占って欲しいのか」

「どんなことに困っているのか」

ということを相手の言葉から理解して、

「どんな占い結果が出たのか」

「じゃあどんなことに気をつければ良いのか」

をきちんと伝えなくちゃならない、それが占い師のお仕事なのよ。

だからあたしも勉強しなきゃならないの。

これ、実は占い師だけじゃなくて、いろんなお仕事をする人に必要な能力なのよね。

相手がなにを求めているのか引き出す能力。

お洋服屋さんでも、ケーキ屋さんでも、お医者さんでも弁護士さんでも、だれにでも必要な能力。

つまり、将来お仕事で使うのが「国語」。

これができないと、将来なりたいお仕事につけないかもしれない。

将来自由に好きなお仕事をするために、国語って必要なんだと思うよ。

☆

それから、古典とか昔の文学とかを読む意味。

そこにワクワクがあるかもしれない。ゲームや漫画に劣らないすごいお話があるかもしれないんだ。

だって、「かぐや姫」なんて、世界最古のスペースファンタジーだよ？月からお姫様が来ちゃうんだよ？

さすが日本人というか、そんなの1000年前に書いちゃってるんだよ、だれが書いたかわかってないんだけど。

そういうの、楽しいじゃん？

つまんなさそうだと思った文章が、面白かったら「読まず嫌い」はもったいない。

楽しい世界を知ることができるという意味で、古典や古い文学を読めるようにしておくのはおトク。

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そして大人の方へ。

国語って勉強のさせ方に問題があるんだと思うんだよね。

例えば「読書感想文って必要なくない？」問題。

「読書感想文は必要か？」国語教師の問いかけが議論呼ぶ : 哲学ニュースnwk

「読書感想文は必要か？」国語教師の問いかけが議論呼ぶ : 哲学ニュースnwk

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blog.livedoor.jp

私は「この時主人公はなにを思ったか」は必要だと思う。

文章から相手がなにを要求しているのかを読み取る力は前述の通り必要。

ただ、読書感想文には「暗黙の了解」として「この本の『よかった』『感動した』点について書け」みたいなのがある。

あたしは国語だけは勉強しないでもできちゃった子供だったんだけど、本当に読書感想文は苦手だった。

型どおりの文を書けと言われているのに、型が示されていないから。

好きだったら好きと書けば良いし、嫌いだったら嫌いと書いて良いのだと思う。

中学の時、有名な文学作品を読んで「どうしてもこの主人公に同調できない」と書き殴ったことがある。

先生からは明確に評価はもらえなかった。先生も困ったんだろうな。

読書感想文を書かせるならば、これくらいの型を示してあげる必要があろう。

ひのき湯 on X

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twitter.com

（上記ツイートより）

国語が嫌いな子供も、面白い物語は…例えば、漫画だったりゲームだったりに現れるワクワクは好きだろう。

それが「国語はなんで勉強するのかわからない」と言う理由で、文学作品などに触れないで終わるのはもったいない。

そして、それと同時に「求められる文書の書き方」「自己表現をするための文書の書き方」「他人と交流をするための文書の書き方」なども学べる、国語はお得な学問だ。

その楽しみを子供さんに教えてあげたいところ。

それは大人の腕の見せ所だ。