こんにちは!はしもとようこです。
こちらは、ちょこっとしたイラスト講座の第2回目です。
…そういや昔、学生の頃、塾で国語の先生のバイトをやっていたんだけど、時々美術の先生をやらされたっけねえ。
私が住んでたところは、昔、全9教科で県下全員の中学2年生に筆記テストを行って、その結果が高校受験に反映されるという嫌〜な制度がありましてねえ。3年生で巻き返そうにも難しいという…その後無くなったけど、その制度のために美術の先生をやってたんですね。
…だからなんだというわけではなく、絵を専門的に習ったわけでもないので「こんな内容で偉そうに記事書いてんの?」って感じかもしれないけど、そこんとこテキトーによろしくお願いいたしますm(_ _)m
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さて、今回は、小道具と、風景について書いていきます。
まずは小道具。主人公の周りにあると、情景がはっきりしてきます。
猫は描きやすいのですが、正直犬は描きにくいです。
上記の絵では、わかりやすいダックスフントに逃げちゃってますが(苦笑)、犬らしさは鼻面のところと尻尾かな、と思います。
鼻面はだいたいこんな感じで犬になると思いますが、ブルドックやパグは違いますよね。
ご自宅にワンちゃんがいたら、ぜひ描いてみて線を単純化してみてください。
ご自宅のペットちゃんが描けると、生活を描く幅が広がって楽しいです。
右端に描いたのは、天使の羽根のつもりなのですが、これも私は下手くそでうまく描けません。
翼は、手羽(笑・斜めに上がるところ)から羽が下に生えるので、全体として山型になるはずです。
大天使のような派手な翼を描くときには、手羽よりも羽を長く大きく描いていく感じになると思います。
家なども、ただそれを家だという記号として描きたいなら、こんなに描き込むことはありません。正方形に三角形を乗っけて窓でもつけたらそれで家です。
私は洋館が描きたくてこんな感じにしてみました。
単純なものの書き方がわかれば、そこから発展させて描きたいものを似せて描くことも出来ます。
人物画の単純さとテンションを合わせるために、なるべく単純な線で描くことをおすすめします☆
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そして最後、風景です。
風景は、描けると何がいいかというと、時間と場所がそれだけで分かるんですね。
例えば、↑のイラストを縦長に三分割したとき、
1)左端は「海で、晴れた日中」。
2)真ん中は「山の中で、よく晴れた夜」。
3)右は、「遠くに街がある場所」。
1)は、だいたい誰でも描いたことがあるお天道様とカモメと海の構成になっています。
海は、さざ波として横線の連なりで表現してみました。
荒れた海を描きたいときには、横線を波線にしてみたり、三角波を描いてみたりするとそれっぽくなります。
2)は、前景に木、後景に山を描いていて、その上に月と星を描いています。
前と後ろが「木と山」「緑と黄緑」のように繋がっていれば、真ん中辺は「お察しください」って感じで、何も描いていなくてもそこに山があると想像させられるのでこれでオッケーです。
3)は、一色だけで描いた街の風景です。
ビル群を描くのに、長方形や三角形を組み合わせ、横に並べています。
道は、「一点透視法」という、中学くらいの美術で習う方法を使っていますが、そんなに難しいことは考えずにも、「遠くに行くほどすぼまって行くもの=奥行を感じさせる」でいいと思います。
道が遠くに向かってすぼまっているので、横に並べられた街も「その先があるんじゃないか、大きな街なんじゃないか」という想像を誘います。
そして、茶色一色で描かれている「影」のような絵なので、他の景色によっては若干寂しかったり、荒涼としていたりするイメージにも繋げられます。
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以上を組み合わせると、冒頭でご紹介したこの絵になります。
お絵かきはとっても楽しいので、「子供の頃以来してないなあ」というひとも、ぜひまたチャレンジしてみてください。
お仕事でも、付箋の傍にちょこっとイラストがあると和みますし、お子さんとの会話も弾むと思います。
コメント
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