「不思議のメダイ」の不思議なお話

こんにちは、横浜・白楽の占い師、八重森るなです☆

ここのところ、夜になるとチャットでタロット占いをしています。

夜は考えちゃうのか、昼間よりも占いを求められるお客様が多いみたいです。まあ、私も悩み事は夜にすることが多いですから、人間ってそういうものなんだと思います。

グルグルしちゃったら、ぜひ私に声をかけてくださいね。お役に立てれば幸いです。

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さて、先日教会へクリスマスのミサに行ったお話をしました。

そのときに「メダイ（メダルのフランス語）」を買ったお話もしましたよね。

それがこれなのですが、

表側はこんな感じで、マリア様とお祈りの言葉が描かれています。

そして裏側はこんな感じ。

教会の販売コーナーを見ていたら、お店の人がふと目の前にこれを置いたんですね。

とても可愛らしかったし、ご縁を感じて買ってきました。

これは「不思議のメダイ」という、フランスのカトリック教会で売られているものです。

1830年に、出現したマリア様を見た修道女さんが、マリア様に言われたとおりに作ったメダルだそう。

マリア様が彼女に「これを持っている人は大きな恵みを得るでしょう」とおっしゃって作らせ、そして本当にこれを身につけている人に様々な奇跡が起こったそうです。

マリア様が人々の前に現れることを「聖母の出現」といって、24例ほどカトリック教会の中央で認定されているらしいのですが、メダイの時のことも認定されている出現で、メダイ自体も認められているモノです。

…そんなものを、ふと手にしてしまった、無宗教の私。

しかも、キリスト教が嫌う占いをやる人間です。（聖書には、明確に「占いなんてやってはいけないよ」と書かれています）

ただ、不思議のメダイは、カトリック信者だけでなく様々な人に奇跡をもたらすのだそうです。

「私は神などいないと思っている」という無神論者の人に「まあまあ、別にこれ持ってても神様がいないなら良いことも悪いことも何も起こらないだろうし、試しに持って毎晩お祈りをしてみてよ」と渡した人がいるんだそうですが…

無神論者は、数ヶ月のちにすっかりカトリックにハマってしまい、洗礼を受けて、今度は教えを広める人になっちゃったとか。

（一体その数ヶ月に何が起こってしまったんだろう…私の読んだ資料には書いていませんでした）

なので。

私が持っていても一向に構わないものであるらしいので、チェーンをつけてネックレスにして、身につけてみることにしました。

宗教道具なので、時折お祈りの言葉を発したりして使います。お祈りの言葉はメダイ自体に書いてありますが、なにぶんフランス語なので、日本語訳を探してみました。

「原罪を負わずにお子を宿したマリア様、あなたを頼る私たちのために、どうか祈ってください」

（文語体で出来上がっているお祈りの言葉があるようですが、覚えるのが面倒なので、口語体に勝手に訳しました。ちなみに訳はネットの翻訳サイトを参考にして、自分で言葉を整えました）

「無原罪の聖マリア」は定型語で、人間なら生まれた時から罪を負っているので病気になったり死んだりしなくてはならないけれど、マリア様は罪を負わないで生まれてきた存在なので、老いることも死ぬこともありませんよ、という意味みたい。

これはカトリックの考え方らしくて、同じキリスト教でもプロテスタントにはマリア様信仰は無いそうです。

カトリックでは、マリア様は一定年齢まで老いずに生き、その後生きたまま神様の元に引き上げられたそうな。

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…というわけで、せっかくいただいたご縁なので、奇跡が起きるかどうかはともかくとして、現在も首から下げています。

えー、宗教に関する記述が曖昧なのは、私がそっち方面全然知らないからなので、信仰を持たれている方には「えー、何それ（苦笑）」って感じかもしれません。

もしそうだったら、ごめんなさい(＞人＜;)