ルナ姐が占い師になった理由。

るーなん日記

あろーは、ルナ姐だよ。

今回は、あたしがなんで占い師になったのかを書いていこうと思う。

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あたしが占いにつながる、遠いルーツは20年ほど前。

就職したばかりの頃ね。今から考えると恐ろしいくらいお堅いカイシャの事務員になっていた。

あたし、クソ真面目なのね。

真面目で人の要求は全部飲みたい性格と、もともと持っている不器用さが相まって、脳みそが過剰労働をしてしまうようになる(うん、あたしの脳みそにしては、ということなんだけどね)。

「これ、あなたならできるよね?」「このレベルでもできるよね?」を間に受けてしまい、入社したての新人なのにホイホイとお仕事を受けてしまう。

最初はできたのよ、少なくとも同じ職場にいたサボり癖があって性格ねじ曲がった隠キャの先輩よりは(^^;;

…ある意味、彼がいたからこそあたしが「仕事できるって勘違い」していく。

勘違いを続けて背伸びをしまくれば、どうなるかというと、そのうちアキレス腱が切れるんだよね。気がつけばメンタルやられて寝込む羽目に…。

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病気が治らないと焦ったあたしは、いろんな療法を試した。

たまたまあたしが通っていたクリニックが、呼吸法を熱心にやっていた。呼吸法教室は、患者ならタダで通えたので、あたしは通い詰めるようになる。

医療と、体験とは、最初からあたしの中では境界が曖昧なものだった。

一番覚えているのは、「スピリチュアル・ガイドブック」なるムック本。

片っ端からスピリチュアルのいろんな手法のワークショップやセッションをやっているサロンを載っけている不思議本だった。

それを見て、いろんなメソッドの名前を知ったな。住んでいたのも東京の割と真ん中辺だったんで、行けるものには行ってみた。

その流れで(全く別物だけど、病気を治したいという気持ちは共通していたので)、カウンセリングにも行ったし、占いにも行った。

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カウンセリングは長く行っていたけれども、特に病気を治してくれるものではなかった。そのことに気づいただけでも大したもんだが、当時は当然「ここに行けば治してもらえるかも」と思いながら行っているのだから、がっかりもした。

あっちのカウンセリングルームに行っちゃがっかりし、こっちのカウンセリングルームに行っちゃがっかりした。

カウンセリングの真髄は「自分で気づくこと」なんだよね。

正直なところ、うつ病がカウンセリングで治るとは思っていない。私見だけどね、治すのはやっぱり医療分野の話で、脳の分泌物をどうのこうのしたりする薬を処方してもらってアレする以外に、いまの人間にはやれることはないのだと思う。

「薬に頼るな」とかいう輩は、多分この病気になったことがない連中だ。

ただ、ストレスと、病気の発生頻度にはやっぱり因果関係があって、コントロールするために頭を整理してくれる存在って必要だった。

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でもそれ、傾聴メインのいわゆるカウンセラーじゃなくても、できるよね?

お医者さんに常駐する心理士さんじゃなくても、カウンセリングルームを開いている心理カウンセラーじゃなくても、できるよね?

…と思ったのは、うちの夫がね、あまりにもその辺上手だったから。

「…それって、事実として本当に『私はダメで死ぬしかない』の?」

「体がだるいのとメンタルがしんどいのは同じじゃないよ?今はどっちなの?」

「本当に職場で役に立たなくて嫌われているの?証拠は?」

…と、あたしがめげていると「お前の考えは歪んでいる」と叩きつけてきた大魔王・夫。

この人、全然心理学と関係ない大学出てる人なのに、仕事も全然関係ないことしてるのに…この的確さは天性の才能なんだろうな。

やっていることは完全に「認知行動療法」だった。

そんなわけで、一言投げてもらって自分で考えるという「自家製カウンセリング」でだいぶ立ち直れた。

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あたしにそれができるわけではないのだけれど、占いで客観的な結果を出した上で、お客さんが楽になれる何かを提供することはできるような気がした。

それは、治療ではない。

単なる占いだ、当たるも八卦。

でも、受け取る側の心持ちを少し楽にしてあげて、占いの結果がその人のココロにとってホッとしたり考えさせられたりするものになっていれば、占いは占い以上のものになる。

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あたしの師匠はかたやま伸枝先生だ。元々は友達だったんだけど、「怖いほど当たる」と噂の先生に、師事するラッキーがあった。

あたしは、先生に占いの色々を学んだ。

先生と呼ばうには不肖の弟子すぎて、先生の分身midori姐さん( ゚д゚)に吠えられてしまいそうだけど(^^;;とにかく彼女が教えてくれたことは大きかった。

「占いは、結果よりも対応策が大事」

そうなんだよな、結果なんか変な話、カードを引けば出てくるわけだし、カードは忖度しないから良い結果も悪い結果も出してくる。

悪い結果が出たら、はいそれまでよ…ってやっちゃうと、気分悪いよね。

どんな占い師だよ、って思うよね。

某有名な占い師さんの有名なセリフで「あんた◯ぬわよ」ってやつg…おっとこんな時間に誰か来たようだ

ってのは冗談として、あたしも、お客さんが占いで出た結果をちゃんと解決して幸せになれるような、そういう占い師になりたいのだ。

「結果よりも解決策」

「答えは自分で出す」

これって立派にカウンセリングだと思うのよね。

いずれ、心理カウンセリングの資格を取って、名実ともにちゃんと「占いカウンセラー」って名乗りたい、というのが夢。

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ながながと呼んでくれてありがとう。

ながあめ るな、という占い師は、こうやって出来上がっております。

今後ともルナ姐をよろしくね。

まはろー☆

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