ルーン文字の意味解説「ラーグ」

ルーン ルーンの意味解説

こんにちは!横浜のルーン占い師、八重森るなです。

週一回、エルダーフサルク(一番古い古代ゲルマンのアルファベットである)ルーン文字の意味を解説しています。

私の独断と偏見も混じってしまっているので、純粋な意味が知りたい方は教科書になる本をお読みになることをオススメします。(でも、それほど外れたことは言わない…つもり)



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ルーン文字「ラーグ」の意味

ルーン

読み方…ラーグ

対応文字…L

意味…水

 

北欧神話における「ラーグ」

 

水、特に北欧における水って、かなりドラマチックです。

まず、アイスランドには火山があります。北欧神話の中にも「ムスペルヘイム」という、そこで生まれた者しか生活できない炎の国があります。

そこの番人である巨人のスルトが放った炎が、ラグナロクを終末へと導いていくんでしたね。

 

そして、北欧神話には氷の国もあります。「ニブルヘイム」という国で、ここは霧と氷の国です。

 

北欧神話の世界には、初めの初め、この二つの国があらかじめ存在しています。(この二つの国についての「どうやって生まれたのか」については書いていないんです。当たり前のものとして存在していたみたい)

そして、ムスペルヘイムの炎とニブルヘイムの氷の霧がぶつかったところに、原初の巨人ユミルが誕生するんです。

 

水は、熱いと水蒸気になり、冷たいと氷になります。何やらその辺の話を、このエピソードに感じます。

 

水の変化

水って、多くの文明で、「感情」をシンボライズしています。

感情は日々動くものです。

温めれば水蒸気になり、冷やせば氷になって固まり、そして水の状態では流れたり淀んだりするものです。

そういうところが感情に例えられたのでしょう。

この文字も、水の他に「感情」を示します。

 

 

また、若い女の人も示したりします。少女は多感で、豊かな情動を持っています。そんなところから例えられているのでしょう。

少女でなくてもそうありたいものですが、やはり若いみずみずしい感性というところでは彼らになかなかかなうものではないかもしれませんね。

 

現在の私たちとラーグ

 

日々を生きるにあたって、私たちはつい感情を押し殺し、理論や理屈で解明できることを前提に話をしがちです。

でも、みずみずしい感性は、私たちの中に息づいていて、それを押しやってしまっては私たちの心の中の水は澱み、腐ってしまいます。

 

水をちゃんと流し、澄んだ流れを維持するためには、自分の心の中の「こうしたい」「こうありたい」を大事にしてあげることも必要なんだと思います。

時々でいいから、心のわがままを聞いてあげる機会を作りたいものです。

 

自分の中で解釈の幅を広げる

 

以上のようなことから、ご自身の中で「なにがラーグに当たるだろう?」ということを考えて、水や感情について考えてみてください。

 

ここでお話ししたことが全てではありません。

占いには不正解はあるけど、正解はないと言われています。

全く関連のないことを結果として提示するのは「不正解」ですが、今お話ししたようなことから連想をしてあなたの解釈を作り上げてください。

正位置と逆位置

正位置と逆位置は、採用する人と採用しない人がいると思います。

私は、正位置に関しては上記のような解釈から連想の幅を作っていくやり方で読んでいます。

逆位置は、正位置の意味が「機能不全を起こしている(そのルーンが意味することが、なんか不具合があってうまく働いていない)」と捉えます。

正位置の意味例一覧

水、感情、直感、芸術、ロマンティック、少女

逆位置の意味例一覧

感情に溺れる、妄想、気分に任せて低きに流れる、勘が鈍る、わがまま

 

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