こんにちは!横浜・白楽のルーン占い師、八重森るなです。
週一回、エルダーフサルク(一番古い古代ゲルマンのアルファベットである)ルーン文字の意味を解説しています。
私の独断と偏見も混じってしまっているので、純粋な意味が知りたい方は教科書になる本をお読みになることをオススメします。(でも、それほど外れたことは言わない…つもり)
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ルーン文字「エオロー」の意味
読み方…エオロー
対応文字…Z
意味…大鹿の角
古代北欧におけるエオロー
実はこの文字、研究者の間でもまだその「意味」が解明されていません。
これとこの間書いた「ぺオース」は解明されていない文字なので、「意味」は推測、もしくはイメージで語られているのだと思います。
まあ、だってねえ…
こんなイメージなんだもの。
大鹿ってのは大きい鹿って意味ももちろんありますが、ヘラジカの別名でもあるんだそうです。
寒い地方のヨーロッパっぽいのはやっぱりこっちかなーって。
で。
このツノを見てエオローの文字を想像するのって、全然難しくないわけで、わからない文字なりにイメージづけして意味を作っているのかなって思います。
ってのは、他の文字は象形文字的な作りをしているように思えないものも多数あるので…イス(ツララ)とかシゲル(光線)とかは象形文字的ではありますが、アンスールとかケンとかみたいにそうは見えないものも多数あるわけで、だからエオローとかぺオースが象形文字なのかはわからないというのが本当のところです。
実はどうなのか、解明されたら楽しいなと思います。
ヘラジカの習性
まず、ヘラジカってとってもとっても大きいです。
頭胴長2.4-3.1m、尾長5 – 12cm[4]。肩高1.4-2.3m。体重200-825kg、または1,043kg[5]。1,120kgという記録も残されているが、正確性は定かではない(wikipediaより)
草食の動物で、もちろん肉食動物には狙われます。
ヒグマ、オオカミ、トラなどに狙われるのだそうです。
大きすぎて肉食動物の方にも危険が伴いますので、狙うのは弱い個体、子供や病気の個体なんかみたいです。何しろこのツノを持っている動物なので迂闊には近寄れないでしょう。
とはいえ、子供なんか狙われると困るので、群れて行動することが多いみたいです。
単独でいればヒグマにも勝ち目がありますが、こんな連中が群れて反撃してきたら無理ですよね。
協力しあって生きる
そんなわけで、ヘラジカ達は身を守るために群れを作り、一緒に暮らすことで互いを守り合い、厳しい自然を乗り切ります。
エオローの文字にもそんな意味があります。
仲間とともに生きる。友情を大事にする。
そして、変に飛び出して行動しない。厳しい北国の自然の中では、一頭変な行動をとれば、その一頭はヒグマやオオカミの攻撃対象になってしまいます。
群れていることに大事な意味がある…なんか、日本人の習性みたいで笑っちゃいますが、彼らにとってみたら必死です。
自分の中で解釈の幅を広げる
以上のようなことから、ご自身の中で「なにがエオローに当たるだろう?」ということを考えて、仲間とともにいること、群れて行動することについて考えてみてください。
仲間と一緒にいるということは、互いを互いに預けるということなので、信頼がなければできません。
変にいじめて誰かを追い出すような個体がいれば、その個体こそが諸悪の根源です。何頭か束になっていじめっ子を追い出してしまうこともあるかもしれません。
その代わり、出る杭はガツガツ打たれます。
ここでお話ししたことが全てではありません。
占いには不正解はあるけど、正解はないと言われています。
全く関連のないことを結果として提示するのは「不正解」ですが、今お話ししたようなことから連想をしてあなたの解釈を作り上げてください。
正位置と逆位置
正位置と逆位置は、採用する人と採用しない人がいると思います。
私は、正位置に関しては上記のような解釈から連想の幅を作っていくやり方で読んでいます。
逆位置は、正位置の意味が「機能不全を起こしている(そのルーンが意味することが、なんか不具合があってうまく働いていない)」と捉えます。
正位置の意味例一覧
仲間、協力、信頼、守護
逆位置の意味例一覧
出る杭は打たれる、集団の悪いところが出る、烏合の衆、イエスマン
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