こんにちは！横浜の占い師、八重森るなです。
私は天然石がきっかけで占い師への道を歩み始めた部分もあるので（天然石の画像を検索していたらルーンストーンに出会ったんです）、石大好き！
このコーナーでは、大好きな石の話を、自分の体験や感じたことを中心にまとめていこうと思います。
だいたいその月の誕生石を念頭に入れて書いていくと思います。
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私の持っている石は、マクラメ作品を作るために買い集めているものなので、基本ルース（裸石）でカボションカットのものが多いです。
この石でマクラメペンダントが欲しいな、と思った方はどうぞおっしゃってくださいね。
美しい空色の問題
あっけらかんとした空色の石
ブルートパーズは美しい空色の石です。
こんなに発色のいい石はなかなかないので、人気のある石なのだと思います。
そもそも、自然界にあるもので青いものって、惹かれませんか？
海の青、空の青。花の青。
ブルーの薔薇を産出したくて、薔薇農家の人達は躍起になっています。
染色じゃない青い薔薇って、まだまだ紫の域を出ないのですが、淡い青のような幽玄の美しさがあります。
でも、こういう青じゃなくて、あっけらかんとした空色みたいなパキーンとした青もいいですよね。
ブルートパーズは、文句なしの空色。
そうですね、この色だと、北国の冬の空色って感じでしょうか。
凍りつく上空から降り注ぐ太陽、そして雲ひとつない青空。そんな、硬質の空の色が見えてくるような気がします。
でも、このブルートパーズ、「天然じゃない」疑惑があるのです！
天然石の紹介をしているのに、天然じゃない…？なにごと？
天然？天然じゃないの？
本当に人の手を加えていないブルートパーズって、あるにはあるけど、ほんのわずかにしかないんですって。
しかも、淡い淡い青色で、私達が今見たブルートパーズとはイメージが違いそう…。
あの濃い空色の石は、果たして何なのでしょうか？
実は、無色のトパーズ（これは天然の、地面から掘り出された石です）に放射線を照射すると、トパーズはブルーになるのだとか。
自然界に存在する淡いブルートパーズも、地球に存在する放射線を浴びてそうなったのでしょう。
よく見る（冒頭の写真の、私の石のような）ブルートパーズは、ほぼほぼ100％、人の手が加わっているのです。
でも、これもちゃんとしたトパーズです。ガラスに色をつけたわけではありません。
こういうトリートメント（人為的処理）は、色々な石で行われている「天然石のお化粧」ですね。
石を綺麗に見せるために、加熱したり、放射線処理をしたり、漂白をしたり、色々なことをします。石も、ダイヤ、ルビー、サファイヤ、エメラルド…といったメジャーな石でも普通に行われています。
人間もそうですが、あんまりひどいお化粧をすると、その人（石）の価値が下がってしまうそうです。
ブルートパーズはかなり厚化粧な方だと思います。ゆえにそれほどお高い石ではありません。
でもこれだけ可愛い石なのですから、その美を楽しむのが粋というものじゃないかしら。
私はこの色、大好きです。
パワーストーンとしてのブルートパーズ
知性を上げてくれる石
ブルートパーズという石は、自然の状態ではお目にかかることがなく、近年になって放射線技術が向上してから世に出てきた石です。
なので、昔からの言い伝えなどはありません。
ただ、その青い色からそのイメージで付けられていると思われる「知性」「知的なもの」という石の意味を告げている文献が多いです。
知的な人でありたいとき、お仕事上でのプレゼンを行うとき、頭の回転を早くしたいときなどに味方になってくれるでしょう。
個人的には、お化粧を施したおしゃれな石なので、テンションを上げたい時、自分が可愛くなりたい時などにもいいのかな、なんて思います。
もちろん、自分も素敵におしゃれをして。指に大きな空色の石を。
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