こんにちは!横浜の占い師、八重森るなです。
私は天然石がきっかけで占い師への道を歩み始めた部分もあるので(天然石の画像を検索していたらルーンストーンに出会ったんです)、石大好き!
このコーナーでは、大好きな石の話を、自分の体験や感じたことを中心にまとめていこうと思います。
だいたいその月の誕生石を念頭に入れて書いていくと思います。
☆☆☆
私の持っている石は、マクラメ作品を作るために買い集めているものなので、基本ルース(裸石)でカボションカットのものが多いです。
この石でマクラメペンダントが欲しいな、と思った方はどうぞおっしゃってくださいね。
アメカジのお店での出会い
アメカジ屋さんの物語
これは私がまだ、天然石沼に落ちる前のこと。
ある意味この石もそのきっかけとも言えます。
私が占い師にもなっていない、天然石アクセサリーを作るなんてことも考えていない頃の話です。
再就職活動をしていた私は、とあるお役所の事務のお仕事につくことに決まりました。
久しぶりのお仕事、ドキドキです。
そんな時、夫がアメカジのお店に行きたいと言い始めました。
アメリカンな感じのお洋服や服飾小物が売っているお店で、ジーンズやネルシャツ、革ジャン、革靴などがひしめいています。
夫はバイクに乗ることに憧れていて(うちの周りだと気持ちよく乗れる道路も置いておく車庫もないので、バイク購入は後回しになっちゃっているのですが…高いしなあ…)、バイカーズファッションなんかも大好きです。
そんなのでよくアメカジを見に行ったりするんです。
で。
アメリカンといえば、アメリカには元々住んでいた人たち、ネイティブアメリカンの文化があるのですが、
この人たちの文化として、天然石とシルバーのアクセサリーがあるのです。
例えばこんな感じ。
この写真だけでも鼻血ものなのですが(笑)、残念ながらこれは参考写真です。こういうイメージを持っていただけたらと思います。
アメリカにはいろんな石の鉱山があって、ネイティブアメリカンの人たちはそこから取れる石でお守りとなるアクセサリーを作っているんですね。
当然、私たちが行ったアメカジのお店にもこういったアクセサリーが売られていたんです。
恋に落ちた石
それまで石になんか興味がなかった私ですが、どうしても目を奪われてしまった石がありました。
それがこの石。
深い緑色をした不思議な石です。
これが多分ターコイズという石なのね、と思いました。
どうしても、どうしても素敵なこの石から離れられなくなった私は、とうとう「就職祝いね!」ということで入手してしまったのです。
ところが、この石の出自を示す保証書には
「Damele Variscite」と書いてあって、ターコイズのタの字も書いていない。
この石は「デマリ」という場所で取れた「バリサイト」という石なのですね。
バリサイトは、ターコイズと同じ鉱山で取れます。
模様も雰囲気もターコイズに似ていますが、ターコイズより緑みが強いです。ターコイズにも緑みの強い石はあるので、石をよく見ている人でも「ターコイズですか?」って聞いてきます。
ネイティブアメリカンのアクセサリーに加工されることも多いので、全体として似ています。
でも、同じ作家さんが作ったターコイズのペンダントと比較してみると、ああ、違う石だ、というのがわかります。
ターコイズには色々な模様があるのですが、左のターコイズ(これは間違いなくターコイズです)はキングマンという鉱山で取れたものです。
もっと右のバリサイトに似た雰囲気のものもあるわけですが、持っているターコイズがこれなので比較してみました。
ちなみにこのターコイズはのちに買ったもので、バリサイトのもこちらも両方Lonnie Willieという名工が作ったものです。
ロニーさんのペンダントは、他にももう一つ、インカローズのを持っています。シンプルでスッキリしていて大好きです。
バリサイトはバリサイト!
で、結局私は「最初に買った石はターコイズではない」という目にあったのですが(私が無知だっただけで、アメカジ屋さんもバリサイトとして売っていたし、誰も悪くないですよ)…
バリサイトという石が大好きになりました!
とはいえ、この石、私のペンダントほど深い緑の石を見つけるのはなかなか難しくて、このペンダントの石が好きなのかもしれないのですが…
言ってしまえば、
憧れの男性によく似た別の人を好きになった。そしてその人の個性を発見して、その人自身を大好きになった。
みたいな感じです(*^-^*)☆
パワーストーンとしてのターコイズ
勇気をくれる石
ターコイズは「トルコ石」とも言いますね。12月の誕生石です。
昔、この石がトルコを通ってヨーロッパにもたらされたからそういう名前がついているのであって、トルコで採れるわけではありません。
採掘されている場所は、アメリカの他、イラン、中国など。
これには昔からの言い伝えがありまして、青い空のようなこの色を天の神と位置づけ、ネイティブアメリカンの間では神聖な石として崇められたようです。
この石のアクセサリーは、まさにお守りなんですね。
狩りにいくときには勇気をくれ、心をも癒し、神と繋がるために儀式の時にも使われたとか。
私たちにとっても、心を強く持つお守りとして、勇敢な戦士として生きるのに役立つことでしょう。
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