ラブリー・ストーン (6) グロッシュラーライトという石

グロッシュラーライト るーなん日記

こんにちは!横浜の占い師、八重森るなです。

 

私は天然石がきっかけで占い師への道を歩み始めた部分もあるので(天然石の画像を検索していたらルーンストーンに出会ったんです)、石大好き!

このコーナーでは、大好きな石の話を、自分の体験や感じたことを中心にまとめていこうと思います。

 

だいたいその月の誕生石を念頭に入れて書いていくと思います。

 

☆☆☆

 

私の持っている石は、マクラメ作品を作るために買い集めているものなので、基本ルース(裸石)でカボションカットのものが多いです。

この石でマクラメペンダントが欲しいな、と思った方はどうぞおっしゃってくださいね。

 

 

憧れ続けた緑の石を

 

 

23歳、愛する本に出会う

 

 

私が石にハマった原点を深く掘っていくと、ある本に行き当たります。

その当時は、詩集だとか文学だとかを好んで読んでいましたが、その一環。エッセイ集として買った本です。

 

 

夢見るジュエリ

 

岩田裕子著、「夢見るジュエリ」。

綿菓子のようにホワッとしたテイストで、美しい宝石を紹介するエッセイ集です。

初版は1995年。四半世紀以上前の本になります。

 

私がこの本に出会ったのは、23歳の時。

なんて美しいんだろう、と思いました。言葉も、横文字で綴られる石の名前も、そしてもちろん写真も。

 

その一番最初に書かれていたのが、私の誕生石であるガーネットです。

寺山修司の「宝石館」から引用された詩には、恋人が2人で眺めた夕焼けをガーネットに例えられていました。

著者は、ガーネットを

宝石の中でいちばん「思い出」に似ているのが、ガーネット

と言っています。

 

ああ、なんって美しいんだろう…、と、感受性豊かな当時の私は思いました。

 

その中でも特に、心に刻まれた言葉がありました。

それは、「グロッシュラーライト・ガーネット」。

 

ガーネットって、赤かったり紫だったりするのが一般的ですが、その組成を持つ石は含まれる微量のミネラルによってさまざまな色を呈します。

その紹介の中で書かれた、緑色のガーネットの名前が、グリーングロッシュラーライト。

 

私の中ですごく大きなものになっていたこの石の名前、本の中ではたった1行紹介されるだけで終わっていました。なんでこの緑の石が気になってしまったんだろう、と思うくらい、小さな紹介記事でした。

読み返してみて「へ?」って思っちゃったくらい。

 

ですが、そこから四半世紀の間に、私の中で、「グロッシュラーライト」は憧れの石になっていっていたんです。

 

 

運命の石とご対面!

 

 

ここ10年弱で、ミネラル・ショーというイベントに出向くようになりました。

ミネラル=鉱物を売る、大展示即売会です。

大きなホールに鉱物…宝石などの天然石や化石などを売る業者さんがひしめき合い、その中を小売りの業者さんや鉱物マニア、スピリチュアルが好きな人、化石好きの中学生などいろんな人達が品定めに渡り歩くんです。

 

私はマクラメに入れる天然石を探して回っていたのですが、心のどこかで「グロッシュラーライトってどんな石なんだろう?」って思っていました。

宝石屋さんなどでは見かけない石なんですよね。特に、天然石がブームになる前の状態では、貴石と呼ばれるお高いダイヤやルビー、エメラルドなどがお店に鎮座するだけで、赤いガーネットすらそんなには置いていませんでした。

 

そこで見かけてしまった、緑色の石。

エメラルドのオイリーな緑とも、ペリドットのオリーブ色とも違う、あっけらかんとした素直な緑色。

それが、グリーングロッシュラーライトでした。

 

 

グロッシュラーライト

 

 

グロッシュラーライトというのは、ガーネットの一つの種みたいで、その中でも緑色に発色するものをグリーングロッシュラーライトというそうです。

 

別名を、ツァボライト。

 

タンザナイトの時と同じ、またしてもティファニー社が出てくるのですが、ティファニーによる名付けなのだそう。ケニアのツァボという場所で採掘されたことに由来するんだとか。

 

 

グロッシュラーライト

 

四半世紀たって、ようやく私の手元にこの石がやってきました。

ティファニーがフィーチャーしてから、それほど珍しいというものでもなくなったみたいですが、やはりまだあんまり見ませんね。

 

パワーストーンとしてのガーネット

 

柘榴の如く、実る石

 

 

ガーネットという石は、原石を見ると、柘榴のように丸っこい粒が固まってできているみたいな形をしています。

 

 

ガーネット

 

このため、実りの石というイメージで語られるそうです。

頑張った結果、実る。コツコツやった結果、実る。

そんなところから、誠実であるとか、忍耐、信念などを象徴するのです。

だから、受験のお守りに持っていてもいいですし、恋心が変わらないようにとの願いを込めてもいいですね。

 

 

グリーングロッシュラーライトの意味としては

 

 

さらに、緑色のガーネットであるグリーングロッシュラーライトについては、緑色であるという意味合いがプラスされます。

緑色といえば、やはり植物の色、癒しの色。

 

 

グロッシュラーライト

 

 

何かで成功を掴みたい時に、アガってしまったりストレスでやられそうになったりしている人に対しても素敵なお守りになってくれると思います。

恋の告白がすんなりいく、というありがたい意味合いもありそうですね。

 

 

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