何故日本人は桜が好きなの?

るーなん日記

あろーは、るな姐だよ!

今日は3月29日、すっかり春…とか言っててあたしはウールのコートを着ています。
寒いんだよーなんとかしてくれー。

ただ、桜はもう咲いていて、東京では数日前に満開、ここ横浜ではまだなのかな、でもそろそろって感じ。
そこで今日は、桜の話を書いてみようと思う。

「なんでみんな桜が好きなの?」

…と聞かれたことがある。

「別に、花は各季節でいろんなのが咲くし、春の花だってたくさんある。なのに桜に関しては、公共放送で開花の予想までする。なんでなの?」

子供の頃、あたしが
「なんでスポーツニュースってわざわざ公共放送のニュース枠でやるの?一部の人の道楽のために事件事故の報道時間を削るのって何?相撲と野球見てないと非国民なの?」
って思ってたのと似た雰囲気なのかな?と思う。

確かに「桜咲きましたね」は時候のご挨拶として普通に口にするけれども「チューリップ咲きましたね」はなかなか言わない。

好きなんだけどね、チューリップ。

桜は安心感の目安だから…って思った

じゃあなんで桜は好まれるのか。
あたしなりに考えてみた。

桜(ソメイヨシノ)は、だいたい決まった時期に咲く。
そしてだいたい決まった時期に(しかもあっさりと)散っていく。

散り際が諸行無常で日本人の感性にグッとくるとか、そういうのもあると思う。

でも、あたしが注目したのは「決まった時期に」のところ。
チューリップは春に咲くけど、決まった季節に一斉には咲かない。
品種によって遅咲き早咲きがある。
ソメイヨシノはこの品種だけで多くの場所に植えられている。

桜が咲く(くらいまで気温が上がる)と、それまでの「春だけど寒い」から「本質的に春」に移行する。
桜が咲いている間は寒い気がするけど、それを越えて葉桜になると、季節が一気に進む。
もう余程のことがなければ冬っぽい天気に逆戻りはしない。

それを賀ぐ気持ちが、日本人の桜好きに繋がるんじゃないかなあと。
そして、それを祝いたくて、多くの場所に春を告げる花として植えられているんじゃないかなあ。

春という季節

春を告げる祭りは世界中に見受けられる。

特に昔、まだ各種設備が整っていなかった頃には、「冬を(死なずに)乗り越える」ということはめでたいことだったに違いない。
寒いと体温の保持が大変になり、そのために食べるものが必要になるけれども、その食べ物も冬には乏しくなる。

基本的に人間は、ひいてはだいたいの動物は、寒いと死ぬんである。
そりゃ、春はめでたいよね。

その春の指針が桜なんだと思う。

そんなわけで

ちょっと季節の話題を出してみたよ。
与太話にお付き合いいただいてありがとう。

っていうか、何をブログに書こうか、模索中〜。
楽しい話題を書こうともってるんだけど、つい四角四面な文章になりがち。
もうちょっとこなれてきたらいいなあ自分。

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