あろはー、横浜・白楽の占い師、ながあめ るなです。
お彼岸から少し遅れて、彼岸花が満開になっていました@横浜。
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まだまだ気温が高いけど、空は秋めいております。
まあそうよね、秋だもの。
さて一昨日、新宿御苑前の駅からすぐ近くの画廊「つぎのカーブ」で行われる、あたしの義父,
橋本 深の追悼展、
…の、搬入に行ってまいりました。
家族総動員でございます。
東京藝術大学に、声楽、絵、彫刻と狙いを変えながらアタックして入り、大学院にまで行ったというのに教授と喧嘩して中退したという、ポップにしてアナーキーな出自を持つ義父。
…いや、まず藝大の入試を受けられるレベルに、いろんな芸術を持ってくるのおかしいでしょ…。
その後も権威や安定を蹴っ飛ばしながら生きてきたらしい、面白い人。
なのですが、あたしと夫が結婚して5年くらい経った頃に療養生活に入ってしまい、ろくに話もせずに昨年の5月に他界しました。
写真は義母ですが、この人も画家です。義父とは大学で知り合いました。
義父の1周忌代わりに追悼展を企画したのが彼女です。
電車に乗っても誰も席を譲ってくれない感じでシャンとしている、昭和10年代前半生まれです。
こんな感じで展示物を配置していきます。
…いや、ここは一番「おとなしい」コーナーです…もっと、度肝を抜かれるような色々が展示されています。
義父が他界したのがもう1年半も前のこと。
ここで一区切りつくのかなあ、なんて思ってみたりしています。
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昨日は、今年の早春に亡くなった友人の竹川 洋さんの追悼展に遊びに行ってきました。
この方は精力的に蓮の写真中心に撮影をされていたカメラマンなのですが、亡くなった後、友人有志が写真を預かって展覧会を開いてくれています。
ふらっと遊びに行ったら、友達がたくさん遊びに来ていました。
人と人をつなぐ達人だった竹川さんは、こうやってあちらの世界にいらした後も人に囲まれていらっしゃいます。
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そんなこんなで、ここのところ偲ぶ機会が多くあったあたしでした。
自分も、死ぬときは、面白かった人とか、素敵な人とか思い出されるような人でありたいなあ。