「怖くない」タロットを探して

こんにちは！横浜・白楽の占い師、八重森るなです。

実はここんところ、「もうちょっとまともにブログなるものを書いてみようじゃないか」ということで、できれば毎日、できなくてもそれに近い状態で書こうと思っているところです。

今日のネタは、たまには占い師らしいことを話してみようかなって思ってます。

タロットカードとの付き合い方のお話です。

ここ3年近く、大好きなカフェ「cafe doudou」にてタロットの鑑定をさせていただいています。

cafedoudou

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http://cafedoudou.webcrow.jp

横浜は東横線白楽駅徒歩数十秒のまったり系カフェ「cafe doudou」です。壁面はギャラリースペースとしてお貸ししてます。TEL：045-433-6531｜横浜市神奈川区白楽100-11-103

ほぼほぼ毎週火曜日の夕方18:00〜20:00に、テーブル一つお借りして座っております。

最初の頃から使っているのは、このカード。

よく見るタロットカードで、コレが間違いなく一番有名なカードだと思うのですが、「ウェイト版」と呼ばれるカードです。

※タロットというのは「この商品」専属の呼び名ではなくて「そういうものの総称」です。だから、このカードよりももっとずっと古い「マルセイユ版」「ヴィスコンティ版」などといったものから、現代の創作カードまで、星の数ほどカードは存在します。

ウェイト版は、私はコレで勉強したので、直感的にわかりやすいんです。

直感に訴えてこないカードだと、意味をいちいち考え込んでしまうので、短い時間で行う鑑定にはあまり向かないかなって思って、ずっとコレです。

ちなみに、ウェイト版は大きさにバリエーションがあって、私が主に使っているのは名刺よりもひとまわり小さいミニサイズです。

初学者にはカードが小さすぎてシンボルがよく見えない不自由がありますが、小さなテーブルで行うことが多いお外での鑑定シーンや、テーブルにパソコンとカードを置いて行うチャット鑑定の時にはコレが便利です。

ただ、このカード、なんとなく怖いと言われることが多いカードでもあります。

漫画みたいな絵で、私はあんまり思わないんですが、お客様の中にも「怖いと思っていた」という方が多いです。魔術結社に所属している人が作った魔術的な絵ではあるので、そういう圧力みたいなものはあるのかもしれません。具体的に怖いカードもあるし。死神とか塔とか、カップの3とか（見ると刷り込まれちゃうので画像は割愛）。

そこで、もっと優しいカードがいい人向けにいろいろ試してみようと思いました。

コレ、「everyday tarot」というカードなのですが、上記のウェイト版に絵柄としては完全に準拠しているのですが、単純な線と面、3色の色使いで描かれていてスタイリッシュです。

ウェイト版に描かれている細かいシンボルはもちろん描かれていません。大まかな「コレだけは外せない」みたいなものが描かれているのみになります。

でも、元のカードを覚えていれば「怖くない」という利点はあります。

とにかくお洒落で、アメリカ的というか、合理的な感じのするタロットです。

ちなみにコレは、紙が硬いのでうまくシャッフル（カードを切ること）ができなくて、滑りを良くするために一枚一枚にベビーパウダーを擦り込みました。

こういうカードへの愛って楽しいです。

他にも、こんな感じで「怖くないカード」を探しています。

左上のはイラスト調、右上のは水彩画みたいで綺麗です。

擬人化された鳥さんとか、熊の形のアメリカのグミがモチーフのタロットとか、他にも可愛いのはいっぱいあります。

「怖くないタロット」がお好みの方に向けて、そういうのも持ち歩いてみようかしら。

正直なところ、やっと「ウェイト版」じゃなくても悩まずに鑑定できるな、という自信が（やっと！）ついてきた、というところでもあります。

お客様に楽しんでいただけるように、そして自分が楽しめるように、いろいろ工夫してみようと思います☆