こんにちは!横浜、白楽の占い師、八重森るなです。

私は、定期鑑定では大体タロット占いをやっています(お店側の要望で、普通の人がわかりやすい占いをやってほしいな、ということだったので。タロットと言えば大体の人が想像できますしね)。

 

タロット

 

よく「タロットとルーンとではどう違うんですか?」と聞かれることがあるので、今日はこの話をしてみようと思います。

 

ルーンとタロットは、同じ「卜術」

 

卜術とは?

 

ルーンもタロットも、「命術、相術、卜術」という占い方によるグループ分けをしたときに、「卜術」にグルーピングされる占いです。

 

命術というのは、生年月日などの動かせない情報をもとに、その人の運命などを占うものです。

相術というのは、人相や手相、それに風水なんかがそうだと思うのですが、何かの「こうあるもの」を見て診断するものです。

卜術というのは、カードやおみくじなどを引いたときに、偶然出てきたものを利用して占うものになります。

 

タロットもカード78枚(重要なカード22枚で占うこともあります)の中から偶然引いてきたカードに意味を持たせる占いです。

その偶然っていうのは、「顕在意識にとっては偶然に見えるけど潜在意識はわかってそれを引いてきている」カードなのだという話もあります。

自分の指が、自分が引きたいカードを実は引き当ててきているという考え方ですね。

 

 

ルーンも同じです。袋の中にルーンストーンを入れて、それに手を入れて気になったストーンを引いてくる。「気になった」というところですでに、私達はそれを「わかって、それを引こうと思って」引いてきたということになります。

 

そして、出てきたものの象意を読み解いていきます。

 

タロット占いってどんな占い?

 

タロットのおおもとは、大体12〜13世紀ごろのイタリアのおもちゃのカードだと言われています。

貴婦人達が暇つぶしにやったゲームのカードですね。

そのカードには、いろんな名画の パクリ モチーフが使われていました。

それを見れば、カードAとカードBがどちらが勝ちなのか、ヨーロッパの人ならすぐわかるようなありがちな絵にしていたそうです。

 

それが占いに使われるようになって、今に至ります。

 

タロット

 

なので、いろんな名画から持ってきた「いろんな意味のある絵」があの小さなカードに集合しています。世の中の全てのことがここに書かれているよ、という意味で、「種の書物」なんて呼ばれたりしています。

 

タロットは、この絵柄と、あとは数字や色などを頼りに占っていきます。

 

ではルーン占いは?

 

ルーン占いは、文字を使った占いです。

もともとルーン文字は1〜2世紀くらい(エルダーフサルク・一番古いルーン文字の場合)の古代ゲルマン民族のアルファベットでした。

その文字は、ローマ字と違って、一つの文字に一つの意味がついていました。覚えるときに「あ、はアリさんのあ」みたいにして覚えるのがやりやすかったからとも言われています。古代北欧の生活習慣や信仰などに深く根ざした意味がついています。

 

その意味を利用した占いが、ルーン占いです。

 

直線で構成されているその文字を見ていただければわかるのですが、この文字はペンで紙に書くというよりは、ナイフで木片や石などに刻む方法で書かれていました。

長年置いておくと木片は腐ってしまうので、この文字が実際にはどう使われていたかは石碑などの研究に頼るしかなく、定かでないところも多いのですが、

 

タキトゥスというローマの歴史家が書いた当時のゲルマンの習俗についての本「ゲルマーニア」によると、

 

第10章
果樹から切り採られた若枝を小片に切り、ある種の印をつけて、これを無作為に、偶然にまかせて、白い布の上にバラバラと撒き散らす。ついで、もしこれが公の占いである場合はその邦のひとりの司祭が、私に行なわれるときは家長自身が、神に祈り、天を仰いで、一つまた一つと取り上げること三たびにして、取り上げられたものを、あらかじめそこにつけられた印に従って解釈するのである。

 

とあり、この「印」がルーン文字だったのではないかという推測がなされています。

 

ここに書かれた占い方は、

① 小枝に印をつけたものを白い布の上にばら撒く。

② そこから、代表者が3個偶然性を利用して取り上げる。

③ それを解釈する。

 

今現在ルーン占いというと主に「袋の中に入れたルーンの書かれた何かを、偶然性を利用して取り上げてそれを読む」ですから、大体同じことをやっていると思っていいのではないかと思います。

 

 

文字には一つの意味しかついていませんから、占いをやるときには「端的にそれが答えとして出る」とも言えますが、その意味について時代背景とともに知識を得ておき、豊かに想像力が働くことが必要になってきます。

タロットならばそこは「絵」として描いてもらっているので読みやすいですが、視覚情報がほとんどないので、知識と想像力が頼りです。

 

タロットは78枚の意味を覚えなくてはならないですが、絵が豊かに想像力を掻き立ててくれます。

ルーンは24個+1個(何も描いていないものもブランクルーンとして占いに含めることがあります)しか覚えずに済みますが、その文字から何を思い浮かべられるかが勝負になってきます。

 

ルーンとタロット、どちらがいいの?

 

土台の考え方に興味が持てる方に…

 

ルーンとタロットの大きな違いは、もとになる信仰とか考え方かな、と思います。

 

 

タロットは中世のイタリア、フランス、そしてヨーロッパから世界に広がった占いです。

なので、土台になる考え方はやはり「キリスト教」なのではないかと思います。

 

初期のキリスト教は、ローマで宣教を行うときに、元からある土着の宗教をねじ伏せたり、取り込んだりしながら巻き込み、上書きしていきました。

土着の宗教の神は大体「悪魔」にされたり、キリストやその父なる神に恭順した「聖人」にされたりすることが多かったようです。

14から16世紀ごろに盛り上がった「ルネサンス」(古代の文化を復興させようという文化運動)のころも、キリスト教の教義に従ってやっていた人たちが、古代にもいいものがあるよね、そこに光を当てたいよね、ということで起こした運動なわけです。

土台はキリスト教です。

神はひとりしかおらず、あとは隷属する者達で世界が構成されています。イエス・キリストだって、神の子ではあるけれども神自身ではありません。

 

一方、ルーン占いの土台は「北欧神話」への信仰です。

北欧神話の世界は多神教です。

一番偉い神様は「オーディン」なのですが、オーディン以外にも様々な神様がいます。そして、神様はみんな品行方正かと言ったらそうではありません。

わがままな神、頑固な神、荒くれ者の神、怖い神…それは、人の思うようにはならない自然の姿をそのまま神に写したかのような多彩さです。

 

北欧には厳しい自然があります。夏は短く、冬は長く、雪と氷に閉ざされた世界。そこでいかに生きていくか…自然のことを観察し、理解し、崇拝していくことが生きていくための鍵でした。

 

そのため、ルーンに使われている意味についても、自然信仰的な意味がたくさん入っています。氷、水、霰、太陽…

それが、緯度の高い北の国でどういう意味を持っていたかを考えながら占います。

 

 

ちょっと日本の北国をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。山の神、海の神、雷神、お天道様…そういうものに委ねられた日常を生きていくかんじ。

 

占いの結果は、意外なほどに同じような答えが出る!

 

タロットとルーンとで同じことについて占ってみると、びっくりするほど答えが一致します。

 

それは、占われる人の(自分で占う場合は「占う人の」)潜在意識が、ちゃんと答えを持っていて、それに合致するものを(頭でわかっていなくても)引いてきちゃうからだということらしいです。

面白いですよね。私たちは、占いの結果を本当はすでに知っているんです。

 

 

なので、お好みの方法で占ってもらって大丈夫かと思います。

ルーンもタロットもそれぞれ歴史と意味合いがあり、それを知ると、どちらも愛おしいというか、本当に興味がつきません。

 

 

 

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