ルーン占いの道具紹介(2) ルーンカードの世界

ルーンカード ルーン占い

こんにちは!横浜・白楽の占い師、八重森るなです。

 

今日は、ルーン占いで使うカードについてのお話をしようと思います。

 

前回は、最低限これだけあればルーン占いができるよ!というお話をしました。

とりあえず何かルーン24文字が書いてある(+ブランクルーンがある)ものを袋にでも入れて偶然性を利用して引けばいい、というもので、最低限は紙かウッドチップにでもルーンが書いてあるものがあればいい、でした。

 

 

さて、今度はルーンの書いてあるカード類についてご案内します。

タロットほどは色々はありませんが、結構いろんな種類のがあって好みで使い分けられますよ。

 

ルーンのカードがあるの?

 

ルーン占いは天然石にルーンが彫ってあるものでやるもの、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、前にも言ったように天然石だと逆に石の念が入ってきてやりづらいという方もいらっしゃいます。

 

そういう意味ではカードだとニュートラルですし、道具として扱いやすいです。

 

それに、後述しますが、ストーンに比べて上下がはっきりしているので(長方形なので)、正逆をとりやすいというのが最大のメリットです。

そのため、タロットと同じようにスプレッド(展開法)を利用して詳細な占いができます。

 

 

日本で買えるルーンカード

 

1. 「神聖ルーン・タロット占術」鏡リュウジ著

 

ルーンカード

 

これは解説書にカードが付属しているもので、解説書とカード一緒に欲しい方はぜひどうぞという品物です。

解説書はいろんなのがあって、そのうちまたご紹介しようと思いますが、この解説書も読みやすくて初学者向けです。

 

ルーンカード

 

が、カードは、読みやすくていいのですが、いくつかのイラストが使い回しで描かれているため単調で、これならイラスト無くてもいいなと私なんかは思ってしまいます。

 

2. 「ルーン占いカード」 アーチ著

 

ルーンカード

 

Creemaで買ったインディーズ系のカード。書店や占いグッズ販売店には並んでいません。

私はこれが一番好きで、リピート買いしています。

この、潔いまでの「文字しか書かれていない」カード。イメージ力を最大限に使うカードは、制限がなくてルーン占いに最適です。

イラストが描いていないと読みづらい人には不向きです。あまりにもそっけない感じがすると思います。

おすすめなのですが、自分だけのものにしておきたい気持ちもあります…(*^-^*)☆

 

 

海外のルーンカード

 

1.「RUNE ORACLE」LO SCARABEO社

 

ルーンカード

 

これは絶版なのかもしれません。ヤフオクで買いました。お値段もそこそこしました。

絵柄がついているのですが、正直「なんでその絵?」的なのもあります。

例えば上の「フェオ」ですが、意味的には家畜の牛の絵が描いてあって然るべきですがバイキング船が描いてあります。よーく考えれば「ああ、そうなのね」って思うのですが、あんまり直感的じゃないなーって思いました。

でも絵が綺麗で、これはこれでいいと思います。

 

2.「ODIN&THE NINE REALMS ORACLE」SONJA GRACE著

 

 

これは見やすくてとても可愛いカードです。アメリカの作家さんが作られたカードです。

54枚組のカードなのですが、24枚はルーン、後の30枚は北欧神話の神だったり、主要な神話の舞台だったりがカード化されています。

私はこのカードを講座の時なんかに活用しています。なぜかというと…大きくて見やすいから!

 

ルーンカード

 

大きさは、小さな女性の手なら指先まですっぽり入りそうなほど大きいです。

私は男子並みの手をしていてカードもある程度の大きさのものまで捌けますが、これはなかなか難物です。っていうか、無理です。

実占では使いづらいなあと思います。

絵はめっちゃ可愛いし、占いの邪魔をしないタイプのイラストで、いいんだけどなあ…。

 

3.「The English Runes」Simon H Lilly著

 

ルーンカード

 

これは24文字のエルダーフサルクと呼ばれる一般的なルーンではなく、33文字のアングロサクソンルーンのカードなので注意です。

イギリスの作家さんによるものです。

ルーンが縦線と斜め線でできているのがよくわかる絵柄で、これもわりと見やすいかなと思って購入しました。

ルーンセットで、特に海外で買ったものには、33文字のものがたまにあります。「え、私のルーン、なんか多いんだけど?」ってなる方もいらっしゃいます。

日本で読める解説書は大体24文字になっているので、初学者の方は24(+1)文字のものか確認してから購入することをお勧めします。

 

 

カードリーディングのお作法

 

ルーンがカードになっている1番のメリットは、正逆を取れること!

もちろん正逆をとる性質のものではない(いや、取りづらいだけで取ってもいいんだけど…)ルーンストーンなどに比べて、スプレッド(展開法)が使いやすく詳細な占いに向いています。

 

カードで占ってみよう、と思われる方は、以下のように行うといいと思います。

 

タロットクロス(のようなもの)を敷こう

 

カードが傷まないように、敷布を敷きます。

 

 

このクロス(敷き布)は、生地屋さんでベルベット生地を買ってきて周りにチロリアンテープを貼ったもので自作です。

それでも十分できますし、簡単で好きな色が選べるのでお勧めです。

 

でも、めんどくさかったら、ちゃんと売ってますのでご安心を。

「タロットクロス」「アルタークロス」などで検索をするとたくさんの数がヒットします。

 

お勧めは、面に何も描いていないクロス。

何か書いてあると、それに目を取られてしまって占いに集中できなくなっちゃうので、私は絵柄のものは使いません。よく「世界樹とルーン」とかの絵柄があって、魅力的ではあるのですが…。

 

 

タロットのスプレッドをお手本に

 

初心者むき、かつ精度も高くてプロも使っているスプレッド(展開法)を2種類、ご紹介します。

タロットでよく使われるスプレッドですので、もちろんタロットでも利用できます。

 

1.ツーオラクル

 

ルーン

 

とりあえず一枚引いてみる(ワンオラクル)の発展版です。

まずは「何を占いたいか(占的といいます)」を明確にして、引いてみましょう。

①…結果

②…対応策

このスプレッドの優秀なところは、対応策が出るところです。

ワンオラクルだと、ひどい結果になったらそのままなのですが、ツーオラクルだと「じゃあどうしたらいい?」が示されるのでスッキリ感のある占いになります。

 

2.フォーカード

 

ルーン

 

こちらも「スリーカード」と呼ばれるスプレッドに「対応策」が付いたバージョンです。

まずは占的を明確にして(口に出して言ってみるといいです。誰かを占うなら、その方が言った言葉を整理して明確にしてあげるとgood)、

①…過去こうだった、ということ

②…現在こういうことになっている、ということ

③…未来はこうなるであろう、ということ

④…対応策

で読みます。

 

一つ一つの読み方は、現在ルーン文字の解説を鋭意執筆中です。

1週間に1文字解説をしていっていますので、全部揃うまでお待ちくださいね☆

(もしくは、解説書を買ってきて占ってみてもいいと思います。っていうか、その方が手っ取り早いです・汗)

 

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というわけで、今日はルーンのカードとリーディングについてお話ししました。

第3弾は来週!

いよいよルーンストーンの話をします!!

 

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