こんにちは!横浜・白楽の占い師、八重森るなです。
第1回目はルーン占いの基本的な道具、
第2回目はルーンカードについてお話ししました。
今日は、いよいよルーン占いの道具の王道、ルーンストーンについてお話しします。
ルーンストーンのメリットとデメリット
今まで「(パワー)ストーンである意味はない」と書き続けていますが、正直なところ、ウッドチップなどよりも重さがあって、ストーンの良さってものもやはりあるんですよね。
一方、めんどくささも存在するので、まとめておこうと思います。
ここでは、ルーンストーンを「天然石にルーンが彫られたルーン占いの道具」と定義しておきます。
もちろん他の材を使ったものもあるのですが、それはまた別の話とします。
ルーンストーンを使うメリット
これは、圧倒的に「雰囲気が出る」ということです!
カードを使うよりもずっとずっと、神秘的な感じがしますよね。なんか古代の占いをやっているような気分になれます(もっとも、文献にはなにも残っていないため、ストーンを使うようになったはっきりした起源って近現代なのですが…)。
他の卜術にそのようなやり方をするものがないため、「ルーン占いをやっている」という特別感に浸ることもできます。
この雰囲気という点に着目するのならば、古代北欧→ヴァイキング→革製品、の連想でこんな袋を使ってやるのも良いですよ。
私が使っているルーン入れの袋(ここに手を入れてルーンを引きます)は、こんなのです。
これは、飲み会(バーベキュー)をやってて偶然手に入れたものですが(^^;;「パンペロ・アニヴェリサリオ(PAMPERO ANIVERSARIO)」というアルゼンチンのラム酒の包装です。
瓶が皮袋に入っているんですよ。豚のバックスキン。
これがサイズも雰囲気もとっても良くて、特に使い込んで皮が馴染んでくるともうこの袋以外考えられなくなるくらいルーンに向いています。
秘密にしておきたいくらいお気に入りなのですが、しゃべっちゃいました!
ちなみにこれは、手作りの碁石のルーンを入れて使っています。
あとメリットとしては、程よい重さがあります。
ウッドチップや紙のチップを使うと、軽すぎてなんか拍子抜けするんですよね…。
持ち運びのことなどを考えると、石によっては重すぎる(例えばヘマタイトなんかはとても重い石なので、小さなものでも25個となると結構な重量です)かもしれませんが、その手間も含めた上でストーンの重みはやっぱり良いです。
それに、パワーストーンとして使う場合、意味を利用してより占いを明確化するのには使えると思います。
例えば恋愛の相談にはローズクオーツなど…(この辺については後述します)。
ルーンストーンのデメリット
パワーストーンは元々意味とパワーを持っているものなので、文字だけを使って行うルーン占いとしてはその部分はオマケです。
そのオマケがパワーを発揮すると、頭の中がごちゃごちゃして精度が落ちるから使わない、という占い師さんもいらっしゃいます。
これが唯一最大のデメリットだと思います。
私も、ストーンを愛するが故にルーンストーンは使わないです。
ストーンの意思をもらっちゃうと、純粋にルーン占いができなくなるような気がして。
じゃあハマグリ(碁石の材料)はどうなのよ?という話もありますが、今のところハマグリの残留思念とかはもらっていません。
気にするかしないかの問題なんですけどねえ…。
ルーンストーンの話
せっかくルーンストーンを使うのであれば、そのストーンの意味を理解して使いたいところですよね。
占う内容によって使い分けるのも楽しいと思います。
こんなストーンはいかが?
パワーストーンとして使われている天然石には、それぞれ得意分野が存在します。
占いでよく聞かれる相談ごとに、こんなストーンはいかが?というのを提示してみますね。
【万能】
どれにしようか迷ってしまったら、水晶をオススメします。
これならばどんなことにも対応できますし、占い師さんにとってのお守り石にもなると思います。
見た目も涼やかで、美しいです。
【恋愛】
もう、圧倒的にローズクオーツがいいと思います。
よく売られていますし、かわいいです。
可愛らしい恋愛にはこれ一択ですが、ドロドロ系だとちょっと荷が重いかな…。
【仕事、金運】
タイガーアイなんていいですね。
よくビジネスマンがタイガーアイのごつい数珠ブレスをしていたりするのは、仕事がうまくいく→金運が上がることを期待してのこと。
【人間関係】
気持ちを平穏に落ち着けてくれるブルーレースアゲートなんていいと思います。
優しい空色の綺麗な石です。
まず占われる人が優しい気持ちになれて、それが人間関係運をアップさせる力になるんですね。
【お客様が混乱/焦燥している場合】
スモーキークオーツは、心の状態を穏やかに落ち着けてくれるので、取り乱し気味の方にいいかもしれません。
グラウンディングを司る石でもあるので、ちょっと浮き足立っている人にもオススメかも。案外、不倫なんかにもいけるかもしれませんね(!?)。
柔らかな茶色の透明感ある石です。
他にもたくさんの種類のパワーストーンがルーンストーンとして加工されています。
ご自身に合うもの、特にご自身が「素敵!」「この石がいい!」と思うものを選ばれるのが1番の選び方だと思います。
ぜひ、現物を見て、触って、選んでみてくださいね。
相性のいい石が、きっとあると思いますよ☆
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コメント
テツさん、初めまして!コメントありがとうございます。
ルーンストーンの場合、確かに上下が分からなくて困ってしまいますよね。
私の場合なのですが、まずまんまるの私が使っているストーン(石ではないけど)に関しては、逆位置をとりません。
そう決めちゃいました。
逆位置を取るような占い方をしたい場合は、カードにしちゃっています。
ストーンで逆位置を取るならば、テツさんの書き込みの①の方、例えば文字の「この位置」までは正位置、「この位置」からは逆位置とあらかじめ決めてしまう(特にわかりづらい石の場合)のが、私はやりやすいです。
その場で決めるようにしてしまうと、占いの結果がブレるような気がしてしまうのです。
実際は直感が「こっち!」って言う時も多々あるので、一概には決められませんが、とりあえず上下の関係は決めておいてしまうのがやりやすいと思います。
ぜひ、また分からないことがあったら教えてくださいね☆ 八重森
八重森先生、はじめまして。私は普段は命術で占いをしている者ですが、ルーン占いに最近関心があり学び始めたところです。
インターネットでルーンストーンを買い、勉強しているのですが、どうしても石だといびつな形のため位置の判断に困ることがあります(形が三角錐に近いモノなど)。いろいろと調べてみるのですが、よい判断方法がわからりませんでした。もし、よろしければ先生の判断方法をご教授いただけないでしょうか?
①直感で位置を決める
②様々なパターンでの位置の取り方を予め自分なりに決めておく
このどちらかがよいのかなぁと考えているのですが。。。いかがでしょうか?