こんにちは、ルナ姐です。ご機嫌いかが?
あたしは6月末くらいから、夫と文鳥以外に新たにアシダカグモと同居してる。
いえ、アシダカさんが勝手に住み着いちゃったんですけどね、あの人はゴキブリの子供を食べてくれるということで、あたし的には大歓迎している。
でも、結構でかくて迫力あるんで、嫌いな人はきっとすっごく嫌いだろうなと思う。
あたしだって、奴がいくらもふもふしているからって撫でに行こうとは思わない。踏まれないでくれて、子ゴキを退治してくれれば、あとは不干渉でいい。
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ところで、ネットサーフィンしていたら、「ルーン文字恐怖症」ということを書いているブログさんに出くわした。
「呪いっぽくて怖い」との文章だった。
うーむ、なんとなくわからんでもない。
なぜかというと「そこに何が書いてあるか、想像もつかない→呪いが書いてあってもおかしくない。なんか呪術文字っぽいし」
って感じかな。
例えばこれとかどう思う?
wikipediaからもらってきた画像で、左側が「神代文字」なのだそうだが、あたしには読めない。
お守りの横に置いてあるから、なんらかの神道と関わる言葉なんだろうなとは想像するけれども、ここに呪いの言葉が書いていない保証は、あたしには出来ない(読めないから)。
文字って、人間が作り出したものじゃない?
人間が「意図を持って」書いたはずの文字を、何が書かれているかわからないで見せられる。
それは確かに恐怖だと思う。
ちょっと毛色が違うけど、これも同じような意味で怖い。
これは、日本の道路標識で、「その他の危険」を示すそうだ。
…一体なんの「危険」を示しているのよー怖いじゃないー危険ってだけ知らされてもー!!!
こんなの、真夜中の山道とかでいきなり出てきたら、絶対チビる!
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ルーン石碑にも、「ビョークトロップ・ルーンストーン」というスウェーデンにある石碑が「呪いの文字を書いている」。
6〜7世紀頃の石碑らしいけど、
「我はルーンの主、ここにルーンの力を封じる。この石碑壊す者は、絶え間ない苦痛の後、死は訪れるであろう」
なんて書いてあるらしい。実際石碑を動かした人は死んじゃったというから、確かにこれは呪いのルーン文字だ。
日本でいうなら、「将門の首塚」みたいなもんだろうか。
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人間の作ったものには人間の感情が入っていて、その感情は「言霊」となって霊力を内在する。
そして、その文字の内容は、知識がない限り読むことができない。
ルーン文字には、確かに「誰かに何かを伝えようする力」が込められていて、それが何だかわからないと、まあ怖いわよね…。
ちなみに、多くのルーン石碑は「この立派な建物は、○○の勇敢なる息子××が建てたものである」みたいな内容であることが多い。
つまりこれである。
字が綺麗なわけでもないのになぜか石碑に自書しちゃう知事。
「これ、自分の時の業績よ」と言わんばかりのアレ…。
(ちなみにこれ、↓この人の字だとか。知事がみんな達筆とは限らないけど、ならばなぜ知事が書く必要があるのか…)
…そんなわけで、ルーン文字もだいたいは怖いことは書かれていない。
上記の「これ壊したら呪うからね」も、「動かさないでね」くらいの意味なんだと思う。
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そんなわけで、このままだと投げっぱなしになっちゃうので、まとめをしておく。
「人間、知らないものは怖いのだ。だから、機会があれば知っておいたほうがいい」
ルーン占い、講座やるから、興味を持たれた方はぜひ今からでも「入りたい!」と言ってくださいな。
2019年7月12日から、毎月第2金曜日の午後に、東京・四ツ谷でやるよ〜。